宝塚歌劇団の村上浩爾代表取締役社長が4日、兵庫・宝塚市の同劇団内で記者懇談会を開催し、一部で問題となっているファンクラブによるチケットの「お花代」について言及した。

 「お花代」とは宝塚歌劇団のチケットを生徒(団員)個人のファンクラブを通して購入する際、会員がチケット代金にプラスしてファンクラブ(会)に提供する金銭のこと。

生徒への応援の意味が込められ、定められた金額はないが「1口500円で1口以上」などとされることが多い。ファンクラブは宝塚歌劇団からチケットを定価で仕入れており、例えば8000円で仕入れたS席券を同額で販売する。そのため「お花代」がなければファンクラブが製作しているチケット封筒などの経費分が赤字になる。

 村上社長は「今回、ファン会の代表の方と契約書をきっちり結ぼうということを次のステップとしてやろうとしています」と説明。不正転売防止法などを意識した内容になっているという。チケット代金についても、ファン会からファンに出す時にチケット代金の明記を規定。さらに、これまで「お花代」としてあいまいだったプラス料金についても「封筒代、印刷代、リボンなど当然いろいろコストはかかりますので、そのあたりについても常識の範囲で徴収するのはいいけれども、金額を明示してくださいという趣旨の契約書を結ぼうとしている」と説明した。1回にかかる手数料に関しての規定は特に契約書には盛り込んでいないが、「一般的な手数料と比べて逸脱しないように。高額なお花代に歯止めをかけていきたいという考えです」と説明した。 

編集部おすすめ