将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、棋聖、棋王=に永瀬拓矢九段が挑戦する第75期王将戦七番勝負第3局が4日、東京・立川市の「オーベルジュときと」で前日から指し継がれ、先手の永瀬が91手で勝利。第1局から先手番が勝つ展開となり、シリーズ2勝1敗とした。

 午前9時、55手目の封じ手を開いてリスタート。永瀬は59手目で79分、65手目で68分と長考を重ねながら、じわじわと藤井を追い詰めた。藤井も72手目で70分の考慮。以降の終盤で永瀬はリードを奪い、藤井を寄せ付けなかった。

 藤井が18回登場して18期すべてタイトル獲得している七番勝負(竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦)において、第3局終了時点で1勝2敗と負け越すのは19回目で初めての経験。永瀬が「次は後手番なので、しっかり準備して入っていくしかないと思います」と話せば、藤井も「第1局も第3局も内容の安定が少ない将棋だった」と反省した。

 第4局は17、18日に和歌山市の「和歌山城ホール」で指される。

【藤井王将の七番勝負第3局終了時点の勝敗と対局者】

▼竜王戦

21〇〇〇豊島将之

22●〇〇広瀬章人

23〇〇〇伊藤匠

24〇●〇佐々木勇気

25〇〇〇〃

▼名人戦

23〇〇●渡辺明

24〇〇〇豊島将之

25〇〇〇永瀬拓矢

▼王位戦

20〇〇〇木村一基

21●〇〇豊島将之

22●〇〇〃

23〇〇〇佐々木大地

24〇●〇渡辺明

25〇〇〇永瀬拓矢

▼王将戦

21〇〇〇渡辺明

22〇●〇羽生善治

23〇〇〇菅井竜也

24〇〇〇永瀬拓矢

25●〇●〃

※数字は年度。

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