漫才コンビ・ハイヒールがこのほど、カンテレの冠バラエティーショッピング番組で放送30周年を迎えた「真夜中市場+~ハイヒールの本音でイイすぎます~」(金曜・深夜)の取材会に大阪市内で出席。長寿番組への思いや印象深いエピソードについて語った。

 「真夜中市場」はリンゴが34歳、モモコが31歳だった1996年2月2日に放送開始。カンテレ制作の現役番組では最長寿だ。現在に至るまで台本もリハーサルもなく収録を進行しており、ハイヒールの2人が視聴者と同じ“消費者目線”で商品をチェックしながら本音トークで進行するスタイルを貫いている。

 64歳になったリンゴは「よく続いたなと思っています。まさかこんなに長く続くなんて、というのが正直な気持ちです」と感慨深げ。61歳のモモコも「私の子どもが生まれて0歳児の時に、通販番組をしないかと(当時のプロデューサーに)言われました。その当時は、おばちゃんが『えー!』とか『わー!』とかいう感じの通販番組しかなかったですけど『好きなことを言っていい、高いとかいらないとか何でも言っていい通販番組。そして若い女の子の本音で意見を言っていい通販番組をやらないか』と言われた。『本当に自由に言っていいんだったらやらせてもらいたいです』と言って始まったんです」と振り返った。

 さらにモモコは「始まった当時、私たちも若いからキラキラリップなどの商品が来ていたけど、最近は尿漏れパンツが来るようになって(笑)。でもお客さんも大人になっているから、お客さんのニーズと私たちが本当に欲しいものに合わせた商品がどんどん出てきて、これからもまだまだ続けられるなと思っています」と笑わせた。

 印象に残っているエピソードを聞いた。

リンゴは「19年目という中途半端なときに、一緒に(番組を)やっていた『しましまんず』が卒業したんです。『20周年までやらせたってや』と思ったことを覚えています」と後輩コンビが去った悲しみを思い返した。一方、モモコは収録現場での“事件”を振り返った。「私は、スタジオ中が水でビチョビチョになった収録回がすごく印象的。スタッフも、来ていたタレントもみんなぬれた時に、私とリンゴが一番年上なのにパッと逃げて一滴もかからなかった。まだまだ仕事できるなと思いました」とコンビの瞬発力を回想。リンゴも「危機管理能力がある」と得意げにうなずいていた。

 最後に、視聴者へメッセージを送った。リンゴは「これからも支えてください!」と元気いっぱいにアピール。モモコも「今はほとんどの物がネットでも買えるし、お家で買い物をするのが当たり前になっていますが、そうした時代だからこそ、主婦の方とか、なかなか買い物に行けない方に、私たちが実際に(商品を)手に取った感想を伝えていきますので、これからも『真夜中市場』をどうぞよろしくお願いします」と熱く呼びかけていた。

 同番組30周年突入後、初となる放送は、関西テレビ放送・岡宏幸社長と、関西テレビハッズ・山岡重行社長をセレモニーゲストに迎え、6日深夜2時20分から放送予定。

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