J1浦和は5日、J1百年構想リーグの開幕・千葉戦(7日・フクアリ)に向け、マチェイ・スコルジャ監督が会見を行った。昨季はリーグ戦7位に終わり、チームは3年連続で無冠。

特別シーズンとはいえ、タイトル奪取が求められる新たな幕開けへ「全体的にアウェーでのパフォーマンスを変えたい。昨シーズンと比べ、押し込まれる時間を少なくしたい。ゾーン2(中盤)でボールを奪う回数を増やしたい」と、昨季はわずか3勝に終わったアウェーでの勝率を挙げることを誓った。

 昨季はシーズンを通じ、相手に押し込まれる試合が多かったことを改善点に挙げた指揮官。キャンプではチームの戦い方に変化を加え、「プレスのやり方を少し変えました。ハイプレス、ミドルゾーンのプレスもそうです。まだ改善しなければいけないところがあるので、続けていかないといけません。ビルドアップでも新たなオプションを試しています。導入にはもう少し、時間がかかりそうです」と、変更点を明かした。プレシーズンの練習試合などでは、ハイプレスに一定の手応えも感じているという。

 また開幕戦で対戦する千葉の戦いぶりは、プレシーズンマッチのちばぎん杯・柏戦(1月31日)を視察。昨季J1で2位の柏に、1―2と敗れたものの、「非常に組織的なチームだと感じました。

相手がハイプレスをかけてきても、じれずに恐れずプレーできるチーム」と分析。さらに「(FW)カルリーニョスと石川の連携は、自動化されていて非常にいい関係。ただ柏戦には、最も重要な選手は出場しませんでした。それはエドゥアルドです。このボランチは非常に重要な選手」と複数の選手を挙げ、警戒心を強めた。

 自チームに目を向けると、補強では京都から復帰したDF宮本、大卒ルーキーのFW肥田野ら新戦力が加わったが、外国籍選手などの大型補強はなし。指揮官は肥田野やMF早川ら若手がキャンプから成長していることを明かし、さらにユースから昇格したU―17日本代表にも選出されている16歳MF和田武士について「非常に興味深い選手。タイミングを見て、起用することを考えています」と言及。まだ若い選手だけに「あまりいいことをたくさん話すことは避けたいが…」と前置きした上で「非常にスキルのある選手で、完全な8番、ボランチと言える。攻守にわたっていい動きができる。パスのチョイスとタイミングが非常によく、背後のスペースを使える選手。Jリーグの近年の変化を考えると、フィジカル的な強度に順応していくことが重要」と期待を寄せていた。

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