広島の床田寛樹投手(30)が5日、宮崎・日南キャンプで異例の“オール直球”の存在感を示した。石井投手コーチの提案を受け、変化球はカーブ1球だけ。

149球は直球を投げ込んだ。直近2年間の9月以降は9戦8敗。変化球頼みになるシーズン終盤の課題の克服に向けて「終盤でも真っすぐで押せるように」と、熱投を繰り広げた。

 2月前半の日南での100球超えは、自身でも記憶がないという。7日にはシート打撃に登板予定。「(ローテ争いは)『横一線』なのでアピールしないといけない」と、例年にないハイペース調整。その姿に、新井監督も「他の(若手)投手にもいい影響出ているんじゃないか」と、うなずく。

 3年連続でチーム最多勝の左腕は「僕が新人のときは1枠しか空いてなかった。今は6個も空いている」と、若手の猛アピールによる競争激化を歓迎する。キャンプからライバルを圧倒する姿で投手陣を引っ張ってみせる。(畑中 祐司)

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