東京六大学野球リーグ・慶大の投手コーチに、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズの前社長・上田誠氏(68)が就任することが5日、スポーツ報知の取材で分かった。

 上田氏は神奈川・茅ケ崎市の出身。

湘南、慶大では投手、外野手で、桐蔭学園副部長、厚木東監督、慶応中等部野球部副部長を経て、1990年秋に慶応の監督に就任。恩師の前田祐吉元監督から授かった「エンジョイ・ベースボール」を旗印にチーム強化に乗り出し、2005年には45年ぶりにセンバツ大会へ出場し、8強。2008年には春夏連続出場に導き、92年ぶりの「夏3勝」をマークした。

 同年秋には明治神宮大会で初優勝。2015年夏限りで監督を勇退するまで、4度甲子園の土を踏んだ。退任後は慶大で5年間、コーチを務め、2023年11月には四国IL香川の球団代表に就任。ヘッドコーチも兼任し、2025年1月から球団社長を務めたが、12月に退任した。

 独立リーグはプロであるため、球団代表就任後は学生野球資格を失ったが、5日に回復。慶大コーチ復帰に支障はなくなった。

 慶大は3季連続でリーグ5位と苦しい戦いが続いており、巻き返しへ期待が高まる。豊富な指導経験を有する上田氏は「優勝のために全力で頑張りたい」と意気込みを語った。

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