ヤクルトのドラフト1位ルーキー松下歩叶(あゆと)内野手(22)=法大=が12日の練習試合・中日戦(北谷)で実戦デビューする可能性が5日、浮上した。

 フリー打撃で外野に長打を飛ばす背番号6に、池山監督の視線が釘付けになる。

実戦で見たいか?との問いに「もちろん」と即答。「いきなり最初から全部ということは考えていません」とフル出場はさせない見通しを示したが、期待の即戦力の“現在地”少しでも早く確認したいというのも本音だろう。松下も「出番に関してはしっかりチャンスをものにできるようにしたい」と言葉を強めた。

 「ダイヤモンドは白紙」とする指揮官は当面、三塁を山田と松下で争わせる意向。シートノックでも並んで打球を受け、二塁から転向して初めて三塁を守る山田からスローイング時の距離感などを聞かれたという。「プロ野球を代表するスター選手なので立っているだけで輝いているようなすごい存在です」と熱視線を送る。

 初めてのキャンプとなる最初のクールをケガなく終えて、7日からは6勤1休の第2クールに入る。「最終的な目標は新人王。1年間出続けるために体力面を重点的に鍛え上げていきたい」と松下。沖縄の陽光を受けて、“ポスト村上”が少しずつ成長している。(秋本 正己)

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