巨人の春季キャンプは6日、第2クールの2日目を迎えた。スポーツ報知評論家の村田真一氏は2軍ブルペンを視察。

ソフトバンクから育成契約で加入し、再起を期す板東湧梧投手の投球を見守った。

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 板東の投球を真後ろから見たのは初めてやけど、すごくまとまっていた。少なくとも育成選手、というレベルではなかったな。真っすぐにもキレを感じたし、フォーク含めて、どの球種も制球力が高い。特にドロンと落ちるカーブがよかったね。そもそも3年前にソフトバンクの主力投手の一人して活躍していたわけやから。昨季は1軍で出番は回ってこなかったけど、2軍では9勝して防御率も2・48でしょ。間違いなく1軍の“先発予備軍”の一人やと思う。

 活躍の鍵はやっぱり真っすぐかな。久保コーチと体重移動をスムーズにする練習をしていたけど、随分と期待していたよ。球速はこれからもっと上がってくるやろうし、150キロ近くをコンスタントにマークするなら1軍でも面白い存在になる。ほかの2軍選手にないものはソフトバンクの1軍で主力投手として働いてきた経験値。

いい投手はいくらいても困らんからね。長いシーズン、何が起こるか分からんし、板東の状態が上がってくるのはチームとしても大歓迎やと思うよ。(村田 真一)

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