◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ10回戦 村田昴―ガブリエル・サンティシマ(7日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者・村田昴(29)=帝拳=が7日、東京・後楽園ホールで3度目の防衛戦に臨む。6日は都内で前日計量が行われ、村田が55・3キロ、挑戦者の同級11位ガブリエル・サンティシマ(フィリピン)が55・0キロでクリアした。

 10戦10勝10KOのパーフェクトレコードを誇る村田は「KOは周りのみんなも求めていると思うし、自分の中でもやっぱり意識し始めている。そこはやっぱり一戦一戦で、先を見過ぎたらダメだが、連続KOの日本記録も近づいてきているんで、一戦一戦しっかり積み上げていきたいなと思っています」。所属ジムの代表を務める浜田剛史氏、渡部あきのり氏、比嘉大吾の3人が持つ15連続KOの日本記録も見据えた。

 5月、元IBF世界同級王者・小国以載(角海老宝石)を6回1分42秒TKOで下して2度目の防衛に成功して以来、9か月ぶりのリングとなる。「(前戦から)間は空いたが、その分、自分の課題としていることがたくさん練習できた。課題としているディフェンス面や、攻め方など、細かい部分をしっかりできた。進化した姿を明日、見せられるかなと思っています」と自信をみなぎらせた。

 世界ランキングはWBA・WBC7位、WBO10位、IBF14位につける。同階級の世界4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=は、年内にも5階級制覇を目指しフェザー級に転向する可能性がある。「今年は階級的にもベルトが動くと思う。そこで取り残されないように、自分がしっかり先頭を行く気持ちでやっていきたい」と話し、「世界に向けて、今年は大事な年だなと思っている。今年一番最初の試合なんで、油断せず、しっかり気合を入れて、明日はしっかり倒して勝ちたいなと思っています」と26年初戦への意気込みを語った。

 24年12月に結婚し、昨年10月には第1子となる長女・麗羽(うるは)ちゃんが誕生した。「子供が生まれる前から『負けることは絶対できない』と思っていた。そこは変わりはないが、やっぱり守るものが増えた分、今回も試合に向けて気合を入れて頑張ることができた。より一層、しっかり戦いたいなと思っています」とパパの自覚ものぞかせた。

 対するサンティシマは、20年2月にWBO世界同級王座に挑戦経験があり藤田健児(帝拳)、堤駿斗(志成)ら多くの日本人と対戦しているジョー・サンティシマの実弟。9勝(7KO)1敗1分けの戦績を誇るサウスポーのホープだ。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

編集部おすすめ