◆プロボクシング ▽日本バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・梅津奨利―同級1位・富施郁哉(7日、東京・後楽園ホール)

 日本バンタム級タイトルマッチの前日計量が6日、都内で行われ、王者・梅津奨利(27)=三谷大和スポーツ=と同級1位・富施郁哉(27)=ワタナベ=がともにリミットより100グラム少ない53・4キロでクリアした。

 富施は24年4月に日本王座決定戦で杉本太一(勝輝)を5回TKOで下して王座を獲得したが、同年7月の初防衛戦で増田陸(帝拳)に4回KO負けし王座陥落。

「もう一回、日本にしろ何にしろタイトルに返り咲かなきゃいけないという思いはずっとあった」。再起後3連勝を飾り、トップコンテンダーとして王座挑戦のチャンスを得た。「明日はどういう展開になるかやってみないと分からないが、圧倒して勝って、絶対に返り咲きたいです」と1年7か月ぶりの王座返り咲きへの決意を述べた。

 昨年12月にはフィリピン・セブ島で合宿を敢行。「恵まれない設備の環境で子供たちも一生懸命やっていて、ボクシングを始めた頃の純粋な気持ちを思い出したり、ボクシングに対する考え方も色々変わりました」。技術面でもディフェンス中心に多くの収穫を得たという。

 同門で同じチームで練習していた元世界王者の重岡優大・銀次朗兄弟が昨年、現役を引退した。「ずっと2人にアドバイスをもらったりしていた。練習中も『あの2人だったら、こういう時どうするだろうな』とか、色々考えました」という。「自分も明日チャンピオンになって、ジムが盛り上がるように引っ張っていけたらいいなって思います」。王座返り咲きを果たし、名門・ワタナベジムの看板を背負っていく覚悟を示した。

 戦績は梅津が13勝(9KO)1敗2分け、富施が17勝(4KO)4敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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