巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(23)=鷺宮製作所=が7日、初の実戦形式となるライブBPに登板して圧巻の無安打デビューを飾った。打者5人と対戦して無安打1四球、2奪三振。
竹丸が投じた145キロの力強い直球が、ドラ5・小浜の内角をえぐるように突き刺さった。強風が吹き荒れるサンマリン球場。7メートルの冷たい風も「投球に影響があるほどではなかった」と動じなかった。風を切り裂くように、力強く全19球を投げ抜いた。
緊張感はマウンドに上がった途端、不思議と消えた。「始まる前は流れとかも分からないので、そういう緊張とか不安はありましたけど。見ながら流れは分かったので、そこからは問題なく」。カウント1―1から始まった初の実戦形式。打者と対戦するのは、昨年11月6日の社会人日本選手権2回戦・ホンダ熊本戦(京セラD)以来だ。最初の打者・佐々木には四球を与えたが、ここから本領を発揮した。
前日6日に「まずは真っすぐ」と予告していた通り、その後の宇都宮を146キロの直球で見逃し三振、小浜を145キロで空振り三振に。右打者の内角をえぐる「クロスファイア」は威力十分。甲斐も146キロのストレートで二ゴロに打ち取り、堂々とマウンドを降りた。「まずはしっかり腕を振るっていうのが一つのテーマ。球速もいい感じに出ていたのでよかった」。捕手を務めた大城も「真っすぐが思っているよりもピッてくる感じ」と社会人NO1投手の実力に目を見張った。
開幕戦を含む阪神3連戦(東京D)、広島3連戦(マツダ)でのローテ入りを目指す背番号21。すでに各チームは神経をとがらせ、左腕の投球をチェックしている。阪神・嶋田スコアラーは「厄介」と表現。広島・岩本スコアラーは「真っすぐの感じが和田さんに似ている」と元ソフトバンク・和田毅氏に例え「ローテに入ってくる投手。警戒する」と早くも徹底マークする意向を示した。
圧巻デビューでドラ1の実力を見せつけた左腕だが「まだ変化球を操れていない」と慢心はない。










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