【ミラノ(イタリア)7日=富張萌黄】6日開幕のミラノ・コルティナ五輪に向け、スピードスケートの公式練習が本番会場で行われた。6日の開会式では旗手を務めた森重航(オカモトグループ)は午前10時30分頃から調整。

11日の男子1000メートルへ、スピードを出して動きを確認するなど、状態を確認した。「いい練習ができている」と大役を終えて、本番へ集中力を高めている。

 6日午後8時から行われた開会式。寒空の下だったが、笑顔で日本選手団の先頭を歩いた。「あっという間。自分自身、楽しんでいたら一瞬で過ぎ去った。いい時間でした」と振り返った。大きく国旗を振り、堂々と役割を果たした。「(持ち手に)巻き付かないように、大きく掲げることを気をつけていた」と意識していた点を明かした。「色んな声援を受けて、競技に対して気持ちが上がった」と約7万人収容の「サンシーロ」で大歓声を浴び、自身の励みにもなったという。

 4日後に自身初戦となる1000メートルを控える。初出場だった2022年北京五輪は銅メダルを獲得した500メートルが1本目のレースとなった。

今回は1000メートルを経験してから本命種目に臨む。「スピードに乗ったときの動きは、レースでしか得られないものがある。会場慣れする意味でも500メートルにつながると思う。今回はいい方向に働いてくれれば」と2大会連続メダル獲得へ好材料となりそうだ。4年間、日本短距離界を引っ張ってきた25歳が、いよいよミラノで滑る。

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