女優・浅野温子が7日、東京・足立区の「ギャラクシティ西新井文化ホール」でライフワークの“よみ語り”を披露した。

 この日の出しものは「ジャパンフェスタin ADACHI 2026 インクルーシブあくしょん!第三弾『浅野温子 よみ語り』曽祖母(ひいばあ)の推し活ものがたり~明治時代にひとっ飛び!その恋、応援します~」。

主人公の少女が、大好きな100歳超えの曽祖母(ひいばあ)の“推し活”を後押しするため、明治時代にタイムスリップ。なんと、曽祖母の推しは坂本龍馬で、『坂本龍馬の恋人』と言われた北辰一刀流の女剣士でもあった千葉佐那(さな)を交えて、時空を超えた恋を新解釈で展開した。

 ちなみに佐那は今年、没後130年目の節目の年に当たるが、足立区千住仲町に明治維新後の1886年から暮らしていて、その子孫は2000年まで住んでいたという因縁がある。

 浅野の言葉だけではなく、全身を使った圧巻のパフォーマンスに満員の客席は酔いしれ、終了とともに割れんばかりの拍手・声援が沸き起こった。

 浅野は「足立区のこのイベントも5回目で、今まではお化けや神が登場しましたが、今回は“恋バナ”。いにしえから繋いで来た日本の心を取り戻し、後世に残して行けたらなと思います。継続することが大事です!」と笑顔で語った。

 忘れてはならない「日本の心」を伝えたいとの思いから2003年の伊勢神宮、出雲大社から始まり、これまで全国各地で140か所以上の場所で公演。“浅野版よみ語り”は日本各地で伝承されて来た民話・伝説を題材にして現代的な解釈を加え、さらに言葉も現代語に分かりやすくして、情感タップリに物語をよみ語る一人舞台劇に仕上がっている。

 スタートして23年目。次は何処で、何を題材によみ語るのか注目される。

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