【ミラノ(イタリア)7日=富張萌黄】フィギュアスケート女子の坂本花織(シスメックス)が、練習用リンクでの公式練習に臨んだ。スタート時間の午後8時55分には本番会場で団体男子ショートプログラム(SP)の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)の応援。

同9時5分にリンクに入るドアを開けると、「1位だ! やったー!! いえーい!!!」とチームスタッフに向かって絶叫。報道陣にもガッツポーズを作り「あっついわ」と喜びを爆発させた。

 練習ではSP「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の曲をかけた。3回転ルッツ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、フリップ―トウループの連続3回転とジャンプを全て着氷させた。1本目のジャンプを終えてしばらくスケーティングが止まった際には、中野園子先生から手をたたかれ、ゲキが飛んだ。その後も振り付け、ジャンプの確認を入念に行った。

 この日は1時間ほど前にも練習を行ったばかり。そんな中でも鍵山の演技に「最高。ここにピーキングを持ってくるのうまいな。さすがの演技でした」と興奮状態でリンクイン。「今の練習の方が心拍も上がってたし、体も動いてた」とキレキレの動きで25分ほどの練習を終えた。

 さらにこの日はSP曲を歌うサラ・ブライトマンからXでメッセージが送られた。

それを見て「めっちゃうれしい。ミラノ(五輪)に出て、有名人に気づいてもらえて、めっちゃうれしい」と感激していた。シーズンでの引退を表明している坂本は団体SPで同曲に乗り、ダイナミックで美しい演技を披露。今季世界最高の78・88点を叩き出した。

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