WBC日本代表で日本ハムの伊藤大海投手(28)が8日、沖縄・名護での春季キャンプで2度目のブルペン入り。直球、カーブ、スラッター、スプリットなど22球を投じた。

「より実戦に近い形というか、いろんなボール使いながら、バッター3人ぐらいイメージして投げられました」と、14日からの宮崎合宿へ順調に段階を踏んでいる。

 この日は、NPB球より滑りやすいされるWBC球への対策として左打者を立たせて多めに投球練習。「ボールが滑るっていうイメージを持っちゃってるんで、その分握りすぎてしまう。それが意図しないカット系のボールになってしまうんで、それを防ぐために、左(打者)の内側の真っすぐを大事に投げてました」。

 カーブやスライダーなど曲がりが大きくなる変化球はより注意が必要で、「先入観で滑るっていう風に思っちゃってるけど、多分そんなことないと思いますし、それで余計、変にグリップかけちゃったりしてる部分もあるんで、意外と何も考えてない時の方が素直に投げられたりとかあるんで、そこの感覚とのギャップをしっかり埋めなきゃなとは思っています。NPB球と同じように投げたら、うまくいかないのはあるかなとは思います」。

 ブルペンの最後には捕手を立たせた状態でチェンジアップを試投し、「強く投げた時と、軽く投げた時の差はまだあるんで、まだ違うものを持ってる感が自分の中であるので、それをなくしたい。普段のキャッチボールの球数をあんまり増やしたくないので、こういう時にちょっと多めに、ボールと友達になれるように、そういうイメージです」。大人気サッカー漫画「キャプテン翼」の名言のごとく、WBC球への感覚を研ぎ澄ましていく。

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