◆第1回アブダビゴールドカップ・リステッド(2月7日、アブダビ競馬場・芝1600メートル、良)

 新設されたUAEの賞金総額100万米ドル(約1億5667万円)のリステッド競走は15頭立て(ウィットネススタンドが競走除外)で行われ、日本から参戦したシュトラウス(牡5歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)が海外初勝利。初代王者の座に就いた。

昨秋、豪州に遠征した前走のラッセルボールディングS6着に続き、ジョアン・モレイラ騎手=ブラジル=とのコンビで世界に、その名をとどろかせた。勝ち時計は1分33秒98。

 レースでは折り合いを欠く面を見せながら中団に待機。直線で狭いスペースを突いて内から鋭い脚で抜け出し、2着馬に1馬身04差をつける完勝だった。2023年に東京スポーツ杯2歳Sを制した素質馬が、中東の地で昨年2月の白富士S以来の勝利。1着賞金60万米ドル(約9404万円)を獲得した。主催のアブダビ・ターフクラブは「ケンタッキーダービー当日のチャーチルダウンズでのオールドフォレスター・ターフクラシックS(G1・5月2日、米国・ケンタッキー競馬場、芝1800メートル)に出走する招待を受けます」と公式Xで発表している。

 モレイラ騎手(シュトラウス=1着)「シドニーのときよりゲートが良くて、馬の後ろにすぐ入れたところ、そこで少しかむところもありましたが、そのあと落ち着いてくれて、あとは直線に向いてスペースを見つけてからは別次元の馬でした。今日はマイルでしたが、ゴールした後もまだまだエネルギーも残ってまだ伸びていたので、距離はこなせると思うし、すごい馬です。この馬の力を信じていたので、それを証明できて、うれしいです」

 武井調教師(シュトラウス=1着)「この馬の能力があるところが分かっていたのに、なかなか結果に結びつけられず悔しい思いをしていました。それがこういった第1回の開催の大舞台で証明できてうれしいです。この後は一旦、帰国して選択肢をオーナーサイドと考えます。

(優先出走権を得た)アメリカのレースも選択肢のひとつです」

編集部おすすめ