中日・金丸夢斗投手が8日、沖縄・北谷キャンプで初めてシート打撃に登板し、抜群の投球を披露した。22球で打者5人を無安打。

最初の打者・福永を一邪飛に打ち取ると、辻本の四球の後は、ドラフト6位・花田(東洋大)と木下から連続三振を奪い、最後の尾田の投ゴロまでフェアグラウンドに打球が飛ぶことはなかった。

 「寒かったので出力を思い切り出すことより、感覚を大事に」と丁寧な投球で最速149キロ。「まっすぐもほとんど前に飛んでいなかったし、いい感覚で投げられた」と納得した。オフに改良を加えたスライダーでも木下を空振り三振。「昨年はスライダーを打たれることが多かった」と、合同自主トレを行ったカブス・今永ら多くの投手や指導者に助言を求めながら練習してきた。「膨らんで曲がるような軌道だったけど、打者の手前まで直球に見えるように」と手応えは上々だ。

 投球術も進化。昨季は初球からコースいっぱいに投げ過ぎたことで、決め球がなくなってしまうという課題もあった。「追い込むまではアバウトにというか、真ん中付近でもファウルになるような球質を」。この日は、ほとんどのスイングがファウルになる理想的な結果。1年目の昨年はリハビリからのスタートだった左腕は「開幕からしっかり投げられるように」と順調にキャンプを過ごしている

編集部おすすめ