◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第1節 川崎5―3柏(8日・U等々力)

 柏はアウェーで川崎に3―5。開幕戦を黒星でスタートした。

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 エースが反撃ののろしを上げた。0―3の前半38分、MF小泉佳穂のパスをエリア右で受けたDF原田亘が右クロスを送ると、FW細谷真大はゴール前で後ろを向きながら右足のかかとで角度を変えて、好セーブを続けていたGKスベンド・ブローダーセンの壁を破った。「後ろ気味だったのであの体勢しかなかった。とっさの判断」。細谷らしい難しい体勢からのシュートでチームの百年構想リーグ第1号を決めて、追い上げムードを作った。

 自身のキャリアで初めて開幕戦弾を決めたが、表情は険しかった。「1点返せたことによって後半押し込めると思っていた。カウンターのところだけをケアしながら追加点を狙うと話していた」と振り返るように、後半は柏が押し込む時間も多かったが、同点にはいたらず。自身にも決定機もあったことから、悔しそうな表情に終始した。

 この試合で柏は19本のシュートを記録。対して、川崎は半分以下の9本だった。しかし、結果は5失点で、自チームは3得点のみ。

ちばぎん杯でも課題に挙がった決定力が再び浮き彫りになった。シュート5本を放ったエースは「体が動いている感じはあったが、勝てていないので。チームとしての課題である決定力を上げて行ければ」と次戦以降の巻き返しを誓った。

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