◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第1節 川崎5―3柏(8日・U等々力)

 柏はアウェーで川崎に3―5で敗北。開幕戦を黒星でスタートした。

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 FW瀬川祐輔が古巣への恩返し弾を決めた。1―3の後半16分、ゴールの臭いを見逃さなかった。「(松)長根と山原君の間で、僕の背後へのランに対して山原君がそこまで前半から対応していなかった。いつか長根の頭の上を(パスが)越えたらゴールできると思っていたから、それをずっと狙っていた」。MF小西雄大から供給されたロングフィードに抜け出し、完璧なトラップを見せて、ゴールへ流し込んだ。小西との狙い通りの連係からの一発に「狙い通り。全部イメージ通りに決められて良かった」と、うなずいた。

 昨年6月に川崎から柏に加入。古巣への愛情は深く、加入時には「フロンターレで活躍して引退するか、レイソルに戻って引退するかの2軸で自分の理想は考えていた」と明かしていた。背番号も、元同僚で親交が深かったFW山田新(現プロイセン・ミュンスター)と同じ「20」を選び、川崎との対戦を心待ちにしていた。しかし、昨季のリーグ戦第32節とルヴァン杯準決勝は、けがもあり欠場し「切り替えられず、苦しい思いが2、3週間は続いた。もどかしかった」と心の内を明かしていた。

 試合後は川崎のサポーターのもとへあいさつに向かい、元チームメートと談笑する様子も見えた。待ちに待った古巣戦は「楽しかった。けど、悔しかった」。5失点で敗北し、シュートも19本を打ちながら3得点のみ。後半からの追い上げムードで、勝てる可能性もあった内容だけに、反省の言葉が続いた。

 5失点を喫した守備については「フロンターレとやるときは特に、絶対に先制点を決められてしまうし、必ず複数得点をやられてしまう。相性もあると思うが、前半はふわっとしていたのかな。あとは、相手の守備の仕方を見極める時間が少し長く、対策が試合のピッチの中でできなかった。途中からできるようになったが、そこの修正を早くしないと」と反省。攻撃についても「(決定力は)前の選手の課題。シュートを選ぶのか、パスを選ぶのか。チャンスに対してのゴール数が少ないのは課題」と、次戦以降の修正を誓った。

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