大相撲の元横綱・白鵬翔さんが主催する国際相撲大会「第16回白鵬杯」は8日、東京・江東区のトヨタアリーナ東京で最終日が行われた。今大会は初の2日間開催となり、この日は新設された小、中学生の「女子の部」と高校生以上の男女「成人の部」を実施。

相撲の2036年夏季五輪での実施種目入りを目指す白鵬さんは「女子と成人の国際大会が増えていかなければ五輪というものはない。第一歩として非常に大きな取り組み」と意義を語った。

 昨年6月に日本相撲協会を退職後、初めての開催だった。会場も両国国技館から変更となり、女子の部の実施が可能に。これまで女子選手から「参加したい」との要望が多く寄せられていたといい、「その声に応えられた日。本当にいい取組が多くて、集まった350人の女の子たちに未来があるんだな、と。今日は雪です。雪と雨が降れば、地が固まる。縁起のいいものがあった。もう道が決まったなという気持ちで見ていた」と感慨深そうだった。

 参加した女子選手からも感謝の声が上がった。成人の部重量級で優勝した阿部なな(金沢学院大付高)は「会場も大きくて楽しかった。

相撲が五輪種目になったらうれしい」。成人の部軽重量級で3位の元世界女王・長谷川理央(慶大)は13年ぶりの白鵬杯出場。「注目してもらえる試合が増えるのはいいこと。相撲は全部面白いと思っているので女子だけ、男子だけじゃなくて、一緒になって盛り上がっていったら」と期待を込めた。

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