巨人のドラフト6位・藤井健翔内野手(18)=浦和学院=が松井秀喜さんとの対面を待ち望んでいる。

 松井秀喜さんが10日から宮崎キャンプにやってくる。

現役引退後に巨人キャンプを訪れるのは、阿部慎之助監督の1年目、2024年以来2年ぶり6度目。後輩たちに惜しみなくその技術を伝授してきており、24年には同じ背番号55を背負っていた秋広優人(現ソフトバンク)に熱血指導を行った。

 そんな中、今年のルーキーで松井さんと“ゆかり”があると言えばあるのが「浦学のジャッジ」こと藤井だ。松井さんは本家であるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の師匠の一人。ヤンキースのGM付アドバイザーとして2015年にルーキーのジャッジを傘下2Aで指導していたことがある。2017年にメジャー新人記録の52本塁打を放ったジャッジについて、当時指導したことを過去にスポーツ報知の取材で振り返ったことがある。「持っているポテンシャルは当時からすごかったです。どうにかならないかな、とずっと思っていました。飛ばす能力はズバ抜けていましたが、ボールを見極める能力が低かった。打席でいい感覚をつかむために自分の体をどう使うか。そういうことをキチンと説明してあげないといけない。ボールを長く見て、甘い所に来たら打ちにいき、ボールになる変化球を見送れるか。

彼だけではなく、そういう感覚は自分でつかんでもらうしかないですから」。

 8日のキャンプ第2クール宮崎キャンプ最終日、阿部監督が2軍を視察した際に、その豪快なスイングを見て声を掛けたのが藤井。指揮官へのアピールは、松井さんの指導につながることは間違いない。藤井は「聞きたいことは本当に何て言うか、全て聞きたいんですけど。聞きたいことを限定しろと言われたら難しいので、今何を聞こうか整理してるんです」とゴジラとの会話への準備を進めている。

 「メジャーリーグまで上り詰めた選手で、本当に名門ヤンキースでプレーしたっていう経験もあって、そこまで行くためにはっていうところとか、やっぱりこの準備を大事にしてないと、あそこまで結果を残せないと思うんで、こう経験は少ないですけど、やっぱその準備のためにはみたいな、いろんなことを聞きたいです」と藤井。巨人の背番号99が本家を知る松井さんにどこまで自分を印象付けできるか。楽しみな第3クールが10日に始まる。

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