OSK日本歌劇団が9日、大阪市内でレビュー「春のおどり」製作発表会見に出席した。

 同演目は1926年に初上演され、今年で100周年という節目を迎える。

トップスターの翼和希は「OSK自体も紆余(うよ)曲折ある歴史を乗り越えて、今年104年目を迎えさせていただきます。続けることの難しさを痛感しているからこそ、できることの喜びと使命感というのは痛感している」と気持ちを引き締めた。

 今回は第1部でシェークスピアの「ロミオとジュリエット」をヤマト時代に映した和物ミュージカル「たまきはる 命の雫」、第2部は「Silenphony―サイレンフォニー―」と題した洋物レビューの2本立て。「たまきはる―」で演じるロミオについて翼は「2人の若さゆえのまぶしいぐらい真っすぐすぎる愛っていうものを、真っすぐ演じられたらいいなというふうに思っています」とほほ笑んだ。トップ娘役の千咲えみは「イメージするジュリエット像はありますが、OSKでヤマト時代で演じるということですので、様式美や、ヤマトの時代に1人の恋に生きた女性として演じられれば」と意欲を語った。

 大阪松竹座が5月で閉館する。長年本拠地としてしてきた劇場の閉館について千咲は「お客様や、いろんな関係者の方からも『何があっても踏ん張ってね』というのを言っていただいて、それほどOSKのことをいろんな方が思ってくださっているんだなというのを、この閉館のニュースが出てからとても感じる機会が多くなりました。もっと頑張らないと」と前を向く。翼も「私たちは皆様に絶対楽しんでいただく舞台を作り続けますということは、強く申し上げたいなと思っております」と決意表明した。

 公演は4月10日~19日まで京都・南座で。4月30日~5月5日まで東京・新橋演舞場で上演後、7月に博多座で「夏のおどり」として上演される。

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