WBCにブラジル代表で出場するヤマハの沢山優介投手(22)が現在、同社の草薙キャンプに参加している。10日に今季初の紅白戦で登板予定。

中4日で15日に行われるハヤテとの今季初練習試合で先発したあと、チームを離れブラジルへ渡る。10日ほど現地で代表の練習に合流したのち、決戦の地・米国に入る。

 沢山は187センチの大型左腕で、最速151キロを誇る。静岡の掛川西高からヤマハに進み、4月に入社5年目を迎える。父が日系ブラジル人で、母は日本人とブラジル人のハーフ。今回が4度目のブラジル代表入りで、WBC本戦は初出場だ。

 5チームの総当たりで争う1次ラウンド。ブラジルが入るB組はメキシコ、英国などと同グループで、3月7日(日本時間)の初戦はメジャー選手をずらりとそろえるV候補の米国と対戦する。「楽しみ。相手は超一流。正直、実力的にはアメリカ、日本より劣るかもしれないけど、国を背負って戦う責任がある」と、気を引き締める。どの国の試合に投げるかは未定だが「自分が今、世界でどの位置にいるか確認するいい機会。

対戦したい相手? ジャッジ(ヤンキース)に投げてみたい」と、目を輝かせた。

 WBCに向けて調整に余念がない。ブラジルのチームからは、先発要員として考えていることを伝えられているという。「本番までにもう少し、変化球の精度を上げていきたい」。将来の夢はプロ選手で、今秋のドラフトに向けてもアピールする大チャンス。WBCのつわもの相手に快投劇を演じて「沢山」の名前を世界に広める。

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