4月に欧州で初めての海外公演に参加する歌舞伎俳優・中村鷹之資(26)が、9日都内で取材会を行った。

 仏パリ、伊ローマ、独ケルンのそれぞれ国際交流基金日本文化会館で開催。

舞踊「藤娘」を披露する前に「女方」の芸術性にも焦点をあて、その姿が出来上がっていくまでの過程も舞台上で実演される。

 舞踊には定評のある鷹之資。ふだんは立役(男役)が多いだけに注目される。「歌舞伎を語る上で男性が女性を演じることを理解してもらうのは、欠かせないこと。立役であっても女形を理解するために『藤娘』を教わるのは基本とされてきました。海外でお見せするのは特別バージョンになりそう。凱旋公演ができればいいですね」と語った。ヨーロッパでの松竹製作の歌舞伎イベントは、2018年に仏パリを中心に開催された「松竹大歌舞伎」以来、8年ぶりとなる。

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