プロボクシングの元IBF世界バンタム級王者で、同スーパーバンタム級8位の西田凌佑=六島=が9日、大阪市内の所属ジムで練習を公開。同級6位のブライアン・メルカド=メキシコ=との指名挑戦者決定戦(15日、大阪・住吉スポーツセンター)へ、順調な仕上がりをアピールした。

 昨年6月の中谷潤人=M.T=との世界バンタム級王座統一戦は、右肩脱臼のため6回終了TKO負け。プロ初黒星を喫し、王座陥落となった。階級を上げての再起戦。西田は「(リミットが)1.8㌔上がっただけだが、(これまでは)最後の1.8㌔を落とすのがきつかった。今回はストレスなく体重を落とせている」と減量による疲労が軽減されていると明かし、シャドーやミット打ちで軽快な動きを披露した。

 相手は32勝(26KO)1敗の強打者。この日も映像でチェックし「どのパンチも強く打てて、気持ちも強そう。パンチをもらわないことを一番に意識して、しっかりポイントを取っていきたい」とイメージを膨らませた。

 勝てば、5月に計画されている同級4団体統一王者・井上尚弥=大橋=と中谷の勝者と戦う権利を得る。1月には近大ボクシング部の同期で全日本選手権を3連覇した妻・沙捺さんが第2子となる次女を出産。世界王座返り咲きを目指す29歳は「家族が増えて、より負けられない気持ち。内容にこだわらず、勝ちに徹したい」と闘志をにじませた。

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