自民党が316議席の歴史的大勝を収めた衆院選から一夜明けた9日、党総裁の高市早苗首相(64)が自民党本部で記者会見を行った。

 萩生田光一幹事長代行(62)の司会で始まった会見。

濃いブルーのスーツでスピーチを始めた高市氏は、圧勝の要因について「初めて自民党の公約に掲げた『責任ある積極財政』などの大転換を、進めていいのか国民に訴えてきた。結果、与党としても大きな議席いただき、訴えがご理解ご信認をいただけたものと思っております」と分析。ほとんどが当選した裏金議員については「理解を得られたとは思っておりません」としながら、「適材適所の人事を行ってきた。衆院選で不記載があった方も、仕事で全力で働いていただきたい」と述べた。

 与党で議席の3分の2を獲得したことで、憲法改正の発議が可能となった。高市氏は「国の理想は憲法です。憲法改正に向けた挑戦をしていきたい」と明言。「国民投票が行われる環境を作れるように、粘り強く議論していきたい」とも述べたが、具体的な改正案についての言及はなかった。

 この日は連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表とも会談。維新との連立のあり方については「何度も申し上げてきたとおり、内閣でも責任を分かち合うのが連立のあるべき姿。閣僚を出していただけないか申し上げてきた」と今までの閣外ではなく、閣内協力を要請したことを示唆。国民民主党についても「親和性は高い。

一緒にやっていきたいご意向があるなら(連立などの協力を)追求していきたい」と改めてラブコールを送った。

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