吉本興業所属の結成1年目のお笑いコンビ・大王が来月7日に、ルミネtheよしもとで初単独ライブ「漫才大王」を開催する。このほどスポーツ報知のインタビューに応じ、初めての大舞台にかける意気込みなどを語った。

 結成11か月という異例の早さで「憧れ」と語るルミネtheよしもとでの初単独ライブを勝ち取った。ボケの山内仁平は「嬉しい。ほっとしている」と笑顔。ツッコミの渡辺ポットも「山内がルミネで(単独ライブを)やりたいですね言ってて…実現できてありがたい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。チケットの売れ行きも心配していたと語るが、定員の倍以上の申し込みが集まり即完売。2人の心配が杞憂(きゆう)に終わるほどの人気ぶりだ。

 もともとは互いに違うコンビで活動していたが解散。新たな相方を探す中で、山内から声をかけ、ユニット活動の後に、昨年正式にコンビを結成した。決め手について山内は「先輩が良かった。一緒にいてやりやすいと思った」と明かすと、渡辺も「山内は面白いと思ってましたし、引っ張ってくれる後輩」とべた褒め。まさに相思相愛のタッグ誕生だった。

 そこから7か月。

ブレイクのきっかけとなったのは、M―1グランプリ。「自信はあった」と語るように、完成度の高さとテンポの良い話術を武器に準決勝まで勝ち上がった。異例の快進撃だったが、沸いてきた感情は達成感よりも悔しさだった。決勝進出を逃し、山内は「しんどかった。(芸人を)やめてやろうかと思った」と考えるほどだった。

 その悔しさを晴らすかのように、今回の単独ライブでは7~8本の新ネタを披露する予定。メディアでの露出が増えたが、多忙の間を縫って仕上げた。ネタ作りを担当する山内も「(今年のM―1)決勝に行くネタをやるつもり。ここで一番気合を入れてやっていく」とやる気十分だ。

 心の内に秘めるファンへの思いも強い。渡辺は「全力で頑張るので、ぜひ劇場・配信でご覧ください」と呼びかけ。山内も「転売はやめてください」と笑いながらお願いした。

伸びしろだらけの2人から今後も目が離せない。

(古本 楓)

 ◆大王(だいおう) 山内仁平(やまうち・じんぺい)ボケ担当(1996年6月3日、東京都生まれ。29歳)と、渡辺ポット(わたなべ)ツッコミ担当(1995年4月26日、埼玉県生まれ。30歳)によるコンビ。2025年4月1日に結成。

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