俳優の山田裕貴が4月期のTBS系日曜劇場「GIFT」(主演・堤真一、日曜・後9時)に出演することが9日、分かった。日曜劇場に出演するのは初めて。

 天才すぎる頭脳と知識を持ち合わせた大学准教授(堤)が、弱小の車いすラグビーチームの練習を見て、ルールも知らない中で「このチームを日本一にさせましょう」と言い放つ。山田は輝きを失ったチームのエース・涼を演じる。

 中学時代は全国大会に出場するレベルのクラブチームに所属するなど元球児。俳優としても野球を含めスポーツにまつわる作品に出演してきた。車いすラグビーは初挑戦となったが「映像では何度か拝見したことがあった」という。

 関係者によるとクランクインの1か月ほど前から練習を開始。「実際に競技用の車いすに乗ってみると、前に進むことや止まることだけでも想像以上に難しく、試合のリアルな迫力を表現することはもちろん、そこに選手としての誇りをきちんと表現できるのか」と当初の不安を告白。だが「だからこそ、200%の気持ちで練習に向き合いながら日々取り組んでいる」と撮影への心持ちを明かした。

 涼について「『頼れるのは自分だけ』と思いながら生きている青年で、どこか昔の自分と重なる感覚がある」。自らと重ね合わせ「スポーツというのは勝つか負けるかの勝負の世界で、涼はエースとして車いすラグビーに真剣に向き合っているからこそ、さまざまな葛藤を抱え込み、ひとりで戦おうと心を閉ざしてしまっているような人」と寄り添った。

 タイトルにちなみ「人生は“ギフト”の連続で、誰かに与え、誰かから与えてもらって、その繰り返しで」と思いをめぐらせ「僕にできることは、車いすラグビーを通して、この作品に全力で向き合うこと」と山田。「その姿が、視聴者のみなさんに元気や勇気を“ギフト”として届けられたらと思います。

見終わったあとに、あたたかい気持ちになったり、少し前を向けたり、『自分もがんばろう』と思ってもらえるように…」と願った。

 〇…プロデューサーの宮﨑真佐子氏は、競技に命をかける弱小チームのエース役に「この役をできるのは山田裕貴さんしかいない」とオファー。練習、撮影に取り組む姿勢を「文字通り体当たりで、そして全身全霊をかけてこの役を演じてくれています」と絶賛する。消えない過去を抱える記者役の有村についても「本当に丁寧に美しく演じてくださっています」と評価した。

編集部おすすめ