俳優の吉沢亮が、出演するNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜・前8時)で英語教師の錦織友一役を好演している。吉沢のコメントが10日、公開された。

 長期にわたる朝ドラの撮影にも「錦織は出演シーンが多いのですが、それでも自分よりも大変なヒロインがいるということに僕は支えられています」と楽しさを強調。主演の髙石あかりについて「カメラが回ってないところでもヒロイン然としていて、たたずまいが非常に大人。すごくピュアな部分も持っているので、みんなで支えてあげなきゃと思っているのですが、結果的に彼女に支えてもらっています。撮影が続くと大変な瞬間がどうしてもありますけど、一番しんどいはずの髙石さんが一番楽しそうに現場にいてくれるんです。そこに救われているキャストやスタッフの方が、たくさんいると思います」とたたえた。

 吉沢演じる錦織のキャラクターには「回を追うごとに彼の不器用さや人間らしさ、可愛げのあるところが出てきている」という実感がある。錦織がまだ東京にいた第4週だけは「日本を変えたいという思いで東京に来ている。そのギラギラ感や大盤石(だいばんじゃく)としての落ち着きを意識しながら演じました」。錦織が試験に落ちて松江に戻ってからは「教育への熱量はあるにしても、本来は立ってはいけない場所にいるという負い目のようなものから、何事に対しても一歩引いてしまう感覚を大事に演じています」と向き合っている。

 濱正悟演じる友人・庄田多吉との関係については「錦織にとっての庄田はある種、コンプレックスみたいなものです。受験前は錦織が“大磐石”、庄田は“半分弱”なんて言われていたのに、試験の結果一つで立場が逆転してしまいました。そんな2人が友達でもあるという絶妙な距離感が出ればいいなと思っています」と認識。

「松江中の生徒の前では大盤石としての地位を守ろうと頑張っているので普段より声を少し低くしていますが、それすら空回りしているような瞬間も。錦織の不器用さが透けて見え、生徒たちにもだんだん伝わっている感じがしますよね。おいしいキャラクターをやらせていただいているなと思います」とした。

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