俳優の吉沢亮が、出演するNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜・前8時)で英語教師の錦織友一役を好演している。吉沢のコメントが10日、公開された。

 印象に残る場面に第14週「イテモ、イイデスカ?」のシーンを挙げ、「最初はちゃんと(ヘブンとトキに加えて)錦織も含めた3人のシーンだったのですが、気づいたら2人が感動的な見つめ合いを始めていて。僕から錦織が1人になるように動いているわけではありません。みんなが錦織から離れていくんです」と笑顔。「本の巧さと演出の巧さがすばらしいシーンでした」と振り返った。

 結婚あいさつパーティーの撮影も印象的で「相当長いシーンを一連で撮っていたのでかなりの集中力が必要でしたが、トキやヘブンをはじめ、皆さんのお芝居に非常に胸を打たれました。ただ、『ダラクソがー!』と叫ぶ前にフミさんが『なら皆で一緒にやりません?“家族”一緒に』と言った時は、錦織役の僕は『帰ろっかな……』と思いましたね」。写真を見返しながら「こうしてみると楽しいシーンばかりでした」と感慨に浸った。

 トミー・バストウ演じるヘブン先生が熊本に行くと言った時の心情を「ヘブン先生と共に過ごす日々の中で、彼と一緒に面白いものを作っていくことや、彼の成し遂げるものを一番近くで見ていたいという思いが錦織の中で非常に強くなっていくのを感じていました。単純に友達として隣にいたいという気持ちも大きくなっていたと思うので、突然熊本に行くと聞いた時はもう意味がわからなかったでしょう。パニックというか、悲しいどうこう以前の感覚だったと思います」と想像。「第14週でヘブンがトキに『(松江に)イテモ、イイデスカ?』と聞いた時点で、彼が松江を離れるなんてことは錦織の頭から消えていたはず。この楽しい生活が永遠に続くと、どこかで思っていたのではないでしょうか」とした。

 今後の見どころについて「これからは人間ドラマとしての面白さがより濃くなっていきます。トキとサワが笑い転げるシーン(第88回)は、台本を読みながら泣きそうになった部分です。今後も、そういう人間の温かさや冷たさが見えてくる展開になるのではないかと思います」と予告した。

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