俳優の佐藤二朗が10日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた「第80回毎日映画コンクール 贈呈式」に出席した。

 1946年に日本の映画産業の発展に寄与し、映画の楽しさを伝えることを目的に創設された同映画賞。

佐藤は「爆弾」(永井聡監督)での演技が評価され、助演俳優賞を受賞した。スピーチでは「役者1人じゃ何も出来ないんで…」と原作者の呉勝浩氏や岡田翔太プロデューサーなど、作品に携わった関係者の名前を挙げて感謝。最後に「何より、この作品を取りこぼさないで見てくださった全ての皆様方に感謝を申し上げたいと思います」と締めくくった。

 佐藤は報知映画賞やエランドール賞など、複数の映画賞で表彰されているが、「賞ってそんなに縁がない」と話す。「ここ最近、ありがたいことに(賞を)いただけるようになって、それまでは役者でもらった唯一の賞は『NG大賞』だと言っていた。僕らは賞のために演技をしているわけじゃないんですけど、やっぱりいただけたらうれしいです。励みにもなるし」とかみ締めるように語った。

 同賞には佐藤の他に、「宝島」(大友啓史監督)の窪田正孝が受賞。スポニチグランプリ新人賞には「愚か者の身分」(永田琴監督)の林裕太、主演俳優賞には「国宝」(李相日監督)の吉沢亮が輝いた。

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