巨人の代木大和投手が2軍宮崎キャンプ第3クール初日となった10日、ブルペン入りして78球を投げ込んだ。
「ランディー行こう!」と声を掛けた小林誠司捕手が構えるミットに向けて、勢いのある球がスッと伸びた。
小林は「ランディー・ジョンソンみたいやったから、勝手にランディーって呼びました」と笑い、身長2メートル8センチのサイ・ヤング賞5度を誇るMLB史上屈指の左腕と、手術明けの184センチの代木を重ねてみせた。「いや、ビックリしたんですよ、ほんとに」。小林が代木の球を受けるのは、左腕が24年4月に左肘内側側副靭帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)をして以降、初めてだった。「いい球投げるって周りが言うので、受けたいなと思って受けさせてもらった」とブルペンでの女房役を買って出た。「1軍で投げられますよ。ほんとに、ビックリした」と興奮気味に振り返った。
代木は肘にできるだけ負担のかからないフォームを意識しながら、調整を続けている。この日の投球を振り返り「いい球を投げられた感覚があった。キャンプインから徐々に球数を増やせている」と順調にステップアップしている。「しっかり投げられるシーズンにしたい。開幕に合わせて状態を上げていきたい」と支配下復帰と1軍登板を目指す。