歌舞伎俳優の市川染五郎が10日、東京・有楽町のI’M A SHOWで行われた「歌舞伎家話トークイベント」に市川團子、尾上左近と出演した。

 染五郎は冒頭に「染團左の染五郎です」と愛嬌(あいきょう)たっぷりにあいさつ。

「この3人で公の場に出るのは初めて。左近さんは辰之助襲名を控えてますから、染五郎、團子、左近という並びは最初で最後です。貴重なお時間を過ごしていただけると思います」と呼びかけると場内は拍手に包まれた。

 左近のことは本名の「大河」と呼んでいるが、「團子くんのことは、ねえとか、あのさあとか、呼び方が定まってない」と照れくさそうに明かした。昨年8月の新作歌舞伎「火の鳥」は坂東玉三郎から、どんな物語にするべきか提案するように求められ、「團子くんと2人で喫茶店にこもって考えました」と振り返った。

 1月の新春浅草歌舞伎では「梶原平三誉石切」で左近と共演。女形の梢(こずえ)を演じた左近について「かわいかった。目が合う場面があって、本当にかわいいなと思った」と絶賛した。自身は立役を得意としており「僕には女形は無理ですね。両方やりたいし、できるようになりたいですけど。ここ1年で無理だなと思いました」と語った。

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