ロッキーズは10日(日本時間11日)、オリオールズからFAになっていた菅野智之投手(36)を1年510万ドル(約7億9000万円)で獲得したことを発表した。

 3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも選出されている菅野のメジャー2年目はロッキーズで迎えることになった。

昨季は、メジャー30球団でワーストの119敗を喫し、借金は76。7年連続でポストシーズン進出を逃し、4年連続地区最下位、3年連続100敗以上と苦しんでいる。

 菅野にとって心強い存在もいる。コンビを組むであろうハンター・グッドマン捕手(26)だ。低迷するチームの数少ない光になっている好捕手で、昨季はオールスターに選出されて、打者のベストナイン「シルバー・スラッガー賞」にも輝いた。

 デビュー3年目だった昨季は、自己最多144試合に出場。31本塁打、91打点、打率2割7分8厘をマークした打撃も持ち味だ。メジャーを代表する捕手になりつつある。

 菅野は巨人時代に同学年の小林と絶妙なコンビネーションを見せて「スガコバ」コンビでチームを引っ張った。昨季所属したオリオールズはラッチマンが正捕手で「スガッチマン」コンビとして熟成していくことが期待されたが、ラッチマンが故障で離脱する期間が長く、多くの捕手とバッテリーを組んだことがメジャー1年目の菅野にとっては苦悩の1つにもなった。

 近年のメジャーリーグではピッチクロック(投球時間制限)ピッチコム(サイン伝達機器)が導入され、投手と捕手の考えがいかに一致するかが重要となっている。新天地では正捕手・グッドマンと「菅野グッドマン」コンビで飛躍が期待される。

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