◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 男子ショートプログラム(10日、イタリア・ミラノ)

 男子ショートプログラム(SP)で、北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は、103・07点。2位で13日のフリーに進んだ。

 鍵山は7日の団体SPにも出場しており、自己ベストに0・1点に迫る108・67をマーク。1位を獲得しており、この日は点数を落とす結果となった。後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にミスが出て、3回転半だけで団体戦から4・91点減点。ただ、冒頭からの4回転―3回転トウループ、4回転サルコーの出来栄え点(GOE)はサルコーでさらなる加点をもらっており「今日も100%で滑り切れた」と、表情は明るかった。

 団体の疲労などの影響を問われると「もう全く、疲れはないです」とキッパリ。昨年12月の全日本選手権後から、今大会を見据えて準備を進めており「自分のルーチンを大事にしながら、過ごせている」。仲良しの佐藤駿、三浦佳生と楽しむところは五輪を楽しみ、1人の時間も作ってメリハリを付けている。スケジューリングを徹底し「細かいルーチンを作って過ごしていた」と、調整に問題はなかった。

 1位は団体からパフォーマンスを上げてきた世界王者のマリニン(米国)。5・09点差で追うフリーは、封印してきた4回転フリップをついに“解禁”する。3種の4回転で臨む大一番。鍵山は「結果はあとからついてくるもの。

フリーで4回転フリップも久しぶりに投入するので。とにかく悔いのないような演技をすることが一番の、目の前の目標」と、静かに闘志を燃やした。

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