ロッキーズは10日(日本時間11日)、オリオールズからFAになっていた菅野智之投手(36)を1年510万ドル(約7億9000万円)で獲得したことを発表した。

 ロッキーズのコロラド州デンバーの本拠地・クアーズフィールドは、標高約1600メートルの高地にあり、気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて打球の飛距離が約10%伸びるとされている。

打者にとってみれば他の球場に打球が伸びて本塁打の可能性が高くなる「打者天国」だが、マウンドに上がる投手にとってみれば「投手地獄」だ。昨季、オリオールズでア・リーグワーストの33本塁打を被弾した菅野にとっては、対策が必要となるだろう。

 これまで所属した日本人選手も洗礼を浴びてきた。日本人選手でロッキーズでプレーしたメジャーリーガーは4人目。06、07年にプレーした松井稼頭央を除き、吉井理人、マック鈴木に続いて投手では3人目となる。

 これまでの2投手はいずれも本拠地の洗礼を浴びた。メッツで2年間プレーして通算18勝を挙げてロッキーズに00年に加入した吉井は、同年29登板で6勝15敗、防御率5・86。15敗は日米通じてワースト、防御率5・86もメジャー5年間でワーストだった。さらに、32被弾もワースト。前年の1999年は174イニングで25被弾だったが、167回3分の1で32被弾と増えた。

 マック鈴木は01年の6月途中から7月途中まで在籍。わずか3試合で6回3分の1しか投げていないが、3本塁打を被弾。

3登板のうち2登板が本拠地で、0勝2敗、防御率15・63と散々だった。

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