前大阪府知事・前大阪市長の松井一郎氏が、11日に放送されたラジオ大阪のレギュラー番組「藤川貴央のちょうどえぇラジオ」(月~木曜・前9時)に出演。8日に投開票された衆院議員選挙の結果などについて語った。

 衆院選で日本の維新の会は、“源”である大阪の全19の小選挙区で18勝1敗。19区では自民党候補に初めて敗れた。元代表の松井氏は「まずは全体的に高市(早苗首相)さんの期待値が大阪でも高かった。19区はこれまで負けたことがなかったが、(維新の)候補者の地元回りができていない。地元の方とのお付き合いが薄かったのではと思っています」と敗因を分析。さらに「自民党が強いのは地上戦をずっとやってきている。それを根付かせたのは田中角栄さん、小沢一郎さんなんだけど。(一方の維新は)アゲインストの時はきつくなる。フォローの風が吹いているときは勝利が近くなるけど」と続けた。

 今回の選挙戦では、連立政権を組む維新に配慮して、自民候補の応援に高市首相は大阪入りしなかった。19区には麻生太郎氏、故安倍晋三元首相の妻・昭恵さんが応援に駆けつけたが「無党派層のみなさん、サイレントマジョリティの方には効果があったと思います」と、高市氏抜きでも厳しかった情勢に感想を述べた。

 進行役の「松井さんが行けば?」の問いには、苦笑しながら「僕は維新を離れて何のポジションにもついていない。

松井=維新と思われるかもしれないけど、全くの無党派の一人として活動してますから。橋下(徹)さんもそうですが、維新に寄り添うという風な形で人生を過ごしているわけではありません。自分たちでやってきたんだから、維新への思いはまったくないとは言えないけど、いたって中立的に発言をしていこうと。維新にも厳しいことを言っているし。選挙にコミットすることはこれからもありません」と、あくまで傍観者の立場を強調した。

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