11日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、8日の衆院選で戦後史上最多の316議席と大勝した高市早苗首相(自民党総裁)が衆院選の公約として掲げた2年間の食料品消費税ゼロの早期実現に「知恵を絞る」ことを表明した上で野党に社会保障改革に関する国民会議への参加を呼び掛け。「少なくとも夏前には中間取りまとめを行いたい」と発言するなどの動きを見せる中、内閣支持率も67・3%(共同通信調べ)と高水準を維持したことを報じた。

 コメンテーターで出演の国際弁護士の清原博氏は「高市さんにとって、今回のこの勝利というのは多分、居心地の悪い歴史的圧勝だと思うんですね。勝ちすぎたということだと思う」と、まず発言。

 「消費税減税は本当は高市さんとしては国民会議で諮って、でも意見がまとまらず、ずっと延ばし延ばししていくうちにおそらく物価の上昇が収まってきて、賃金も上がってくるから国民的にももう消費税減税はわざわざしなくてもいいよねとなるのを期待していたと思うんですよね」と続けると「だけど、これだけ数を取ってしまって、自民党だけでもう法律を変えられるわけです。そうなると、国民会議でまとまらなくたって自民党だけで法案出してやればいいじゃないかって意見が出るわけです。そうすると高市さんとしても、その世論に対しては反論できないから、じゃあ、やっぱり消費税減税しなきゃいけなくなったわけですよ」と持論を展開。

 その上で「でも、高市さんのこの案の問題点は2年後にはまた元に戻るという増税なんです。減税して増税なんですよ。じゃあ、増税した時に何が起きるかというと、また参院選の直前なんですよ。じゃあ、参院選の時に今回のように勝てるかと。増税する高市政権に対して、これだけの突風が吹くんですかと。高市さんにとっては本当に悩ましい。でも、やらないわけにいかないから。

消費税減税やって、次の増税で参院選に勝てますかというのを突きつけられる非常に居心地の悪い勝ち方だったと思いますね」と話していた。

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