上方芸人260人超が所属する親睦団体「関西演芸協会」に所属する65組が出演する「関西演芸協会まつり」が11日、大阪・堂島のエルセラーンホールで2部制で開催された。午前10時30分に開演した「第1回」には、協会長の落語家・桂福団治(85)、タレントで漫談家の青芝フック(87)、お笑いマジックのゼンジー北京(86)、元漫才コンビ「若井ぼん・はやと」の若井ぼん(81)が集結。

ぼんは合計339歳のカルテットで「“末期高齢者”がギネスを目指します」と怪気炎を上げた。

 “最年少”81歳のぼんは、元平和ラッパ・梅乃ハッパの梅乃ハッパ(73)と、相方に先立たれた者同士で漫才を披露。「80代の4人が一緒に舞台に立つのは、これが最初で最後」と年齢をジョークにした。

 ぼんが話すように、落語、漫才、漫談、マジックの(ほぼ)最年長プレーヤーが一堂に会したステージ。「調べたら、こういうメンバーが一日に同じ舞台に出るというのは、ギネスになる可能性が十分あると」とギネスブックに登録可能だと主張した。福団治の弟子でカナダ出身の桂福龍に申請方法などを調査させたところ「『お金がいる』言うて。ギネスの係の方を呼んだりしたら30万円くらいいりまんねん」とボヤいた。

 「演芸協会は金がない。年会費3000円でっせ!」。今回は申請を見送ったが、来年2月にも「関西演芸協会まつり」を開催する予定。ぼんは「来年みんなおるかどうか…」と頭をかいた。平均年齢84.75歳。

「レジェンド4人をギネスに載せてあげたい」と考える“篤志家”の登場に期待している。

編集部おすすめ