元巨人で、ファーム・中地区のハヤテベンチャーズ静岡の笠島尚樹投手(23)が、今季初の練習試合となる14日のオイシックス戦(13時開始・ちゅ~るスタジアム)で先発することが11日、決まった。この日、有銘兼久投手コーチ(47)から通達された。

入団2年目の最速151キロ右腕が“開幕投手”に抜てきされ、「まだ結果にこだわる時期ではないけど、試合の空気感を味わいたい。実戦で自分をどれだけ、コントロール出来るか試したい」と、抱負を語った。

 2020年に敦賀気比(福井)から巨人育成ドラフト3位指名された。一昨年に戦力外通告を受け、昨季はハヤテで20試合に登板。103イニングを投げて3勝6敗だったが、防御率は2・71とまずまずの成績を残した。それでも、「(NPBに)戻れなかったのは、突出したものがなかったから。もっと、爆発的な活躍をしないといけない」と、2年目の今季にかける思いが強い。

 1日から始まったキャンプでは、直球の精度を高めることを一番のテーマにしている。「昨季は変化球待ちしていても、まっすぐに対応されていた。もっと、スピードも質も上げないといけない」。まずは、2年前に出した最速151キロ超えを目標に、筋肉量アップにも励んだ。

 オフは恒例となっている巨人・戸郷らとの自主トレに参加。

2つ年上で「お兄ちゃんのような存在」という古巣のエースからは「どういう意図で、その練習をやっているか考えるように」と口酸っぱく言われている。「昨年も言ったけど、今年が本当に勝負。1軍で戸郷さんと投げることが、恩返しになるので、NPBに戻りたい」。笠島の勝負の2026年が始まる。

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