5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」が11日、東京・代々木体育館でグループ市場最大規模のアリーナツアー「SMILE POP!」の最終日を迎えた。

 昨年末から今年にかけて6万人を動員する大規模ツアー。

昨年は「イイじゃん」がヒットしNHK紅白歌合戦の初出場や日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞する飛躍の年となったが、勢いは止まらず「好きすぎて滅!」がSNSの総再生数30億回超、ストリーミング再生1億回と「イイじゃん」を超えるヒットを記録している。

 今ツアーの演出は塩﨑太智を中心に考えられており「タイトル通り、来てくれた皆さんにはじけるような笑顔で帰っていただきたいっていう部分から『何をしたら面白いのか』と考えました」。ステージに滑り台やブランコを設置したり、「アオノオト」「ハピダン」では駒澤大学高校の吹奏楽部とコラボレーション。メンバーもスネアドラムのパフォーマンスに挑戦。「好きすぎて滅!」では客席の熱気も最高潮になった。

 佐野勇斗は「去年1年間でありがたいことにいろんな曲を知ってもらえて、M!LKのグループの方向性とか、僕らの意志がより固まった」と成長を実感。「今ツアーが楽しいなと思う瞬間が本当に多くて。こんなに大きな会場に僕らを見るためだけに集まってくれたんだなっていう気持ちも生まれた。これからのM!LKの道が見えたライブになった」と手応えを明かした。

 11日の夜公演では、今月18日に「―滅!」とともに両A面でリリースされる「爆裂愛してる」を初パフォーマンス。吉田仁人は「ダイナミックに『愛してる』ってことを壮大に言いまくってる曲。イイじゃんポーズ、滅ポーズに続いて、爆裂ポーズもみんなに真似してもらいたい」と意気込んだ。

 年末年始の活躍でお茶の間への知名度も浸透。曽野舜太は「ありがたいことに2025年、26年とテレビやSNSでも全力で走ってきたんですけど、やっぱり僕らが帰ってくる場所はここ(ライブ)なって思う。僕らとみ!るきーず、出演してくれたブラスバンドのみんなにも金メダルを渡したい」と開催中の冬季五輪にちなんでコメント。山中柔太朗も「『―滅!』の(サビ前)の『え、好き』という部分を毎回(アドリブで)考えてるところは金メダル」とほほえんだ。

 公演の最後には、今年9月から来年1月にかけて最大規模の16万人を動員するアリーナツアーを実施することも明らかに。連続して楽曲がヒットしている上り調子のM!LKだが、佐野は「大きな目標で言うと、2回目の紅白に出たい。あと、去年の日本レコード大賞でミセス(Mrs.GREEN APPLE)さんが大賞を取っていて『すごいな』と思うとともに目指したいって気持ちが湧いてきた」と新たな目的地が生まれた様子。「全然まだまだなんて自分たちが分かっているんですけど、今年はそこも目指せるような1年にした」と有言実行を誓った。

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