◆紅白戦 紅組0―0白組=7回制=(11日・サンマリン宮崎)

 巨人のドラフト5位の小浜佑斗内野手(24)=沖縄電力=が11日、初実戦となる紅白戦で“プロ初安打”を放ってアピールした。「まだまだ上げていきたいです」と地元で行われる那覇キャンプではさらにギアを上げる。

 コンパクトにはじき返した。紅組の「9番・遊撃」でスタメン出場すると、5回2死、フルカウントから松浦の高めの速球を中前へはじき返して初安打。ホッとした表情を浮かべた。強肩、俊足に加えて魅力のあるパンチのある打撃をアピールするべく、食らいついた。

 6回裏からはサードの守備にも入った。本職は遊撃だが「セカンド、サードもできないと出場機会をもらえない。まずは機会をもらって信頼を勝ち取ってレギュラーをつかみたい」と背番号33。ルーキーらしくガムシャラに出番をつかみにいく。

 【清水隆行Point】 小浜の“我慢強さ”が光った。5回2死から中前安打を放った打席。1ボール2ストライクからフルカウントに持ち込んだが、もっと追いかけてもおかしくないという低めの変化球を2球見極めた。フルカウントになってからもコンパクトにセンターへはじき返した。

いいところを見せたい場面でも「ストライクを取りにくるだろう」と安易に決めつけて強振せず、ある程度自分に制限をかけて打ちに行った。俊足、強肩のイメージが先行しているが、関係者からパンチ力も備えていると聞く。カウントに応じて打撃を変えていける実戦派でもあると感じた。(野球評論家・清水 隆行)

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