医療法人社団鉄結会がこのほど、花粉症と肌荒れに関するアンケートを実施。その結果に注目が集まっている。

 調査は「花粉症または花粉シーズンに肌荒れを経験したことがある」という全国の20~60代の男女300人を対象に、1月20日~29日までインターネットを使って実施。その結果、花粉シーズンに「花粉×マスク×肌荒れ」の三重苦を経験している人が80.3%と非常に多いことが判明した。

 その一方で「花粉皮膚炎」という疾患の認知度は33.0%にとどまり、「正しい対策を理解している」と回答した人はわずか23.7%にとどまる実態も明らかになった。 

 「花粉皮膚炎」は特に目の周辺・頬・口周りといったマスク接触部位と花粉付着部位が重なる顔面に症状が集中しており、しっかりとした対策が必要となる。保湿や洗顔といった個別の対策は行われているものの、それらを組み合わせた総合的な対策の実践率は低く、啓発の必要性が改めて示された。

 花粉・マスク・肌荒れの三重苦対策は「バリア機能の強化」「物理的刺激の軽減」「アレルゲンの除去」の3つを同時に行うことが重要とされており、特に花粉皮膚炎の予防には、帰宅後すぐの洗顔と保湿、そしてマスクの素材選びが効果的。症状が2週間以上続く場合や、かゆみ・赤みが強い場合は早めの皮膚科受診が推奨される。

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