日本豆乳協会はこのほど、豆乳類全体の生産量が過去最高の44万4552キロリットル(前年比108.2%)となったことを発表した。

 1年間の豆乳生産量を豆乳類の分類でみると、「豆乳(無調整)」の生産量は15万6927キロリットル(114.5%)と最も高い成長率を示しており、過去最高を記録。

「調製豆乳」は20万4319キロリットル(106.9%)、「果汁入り豆乳飲料」は1万7472キロリットル(104.1%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は5万378キロリットル(100.7%)と、いずれも前年を上回った。主に業務用の豆乳である「その他」のカテゴリーにおいては1万5456キロリットル(114.0%)と高い増加を示すなど、すべての豆乳類の各カテゴリーでの生産量が前年を上回る結果となり、豆乳が幅広い生活シーンに定着していることが判明した。出荷量においても、生産量と同様の傾向を示した。

 豆乳市場は、2020年に過去最高値となる43万キロリットルを達成したが、その後、値上げによる消費者の買い控えなどが起因し、一時期、市場は低迷。しかし、2024年から、健康志向の高まりや業界一丸となった広報活動などで、短期間で急速に豆乳の消費量が拡大。理解が深まったところで他の飲料や食品の代替としてだけではなく、「豆乳を好んで選ぶ」人が増え、需要の高さにつながったと日本豆乳協会は分析している。

 健康志向を追い風に、「白物豆乳」と呼ばれている「無調整豆乳」や「調製豆乳」のニーズが年々高まっている中で、加盟企業各社が「国産大豆」を使用したより高品質な無調整豆乳や、砂糖不使用、カロリーオフ等の「調製豆乳」を開発・提供。これが市場の拡大につながったとみており、さらなる人気に期待をよせた。

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