スポーツ報知評論家の金村義明氏が2月上旬からNPB球団のキャンプ地を巡り、戦力分析を行っている。セ・リーグは連覇を狙う阪神が注目されているが、対抗馬のDeNA・筒香嘉智外野手の充実ぶりを高評価。

野球選手のアスリート化についても語った。

*  *  *  *  *  * 

 今季もセ・リーグの大本命は阪神で間違いないが、対抗馬としてDeNAも捨てがたい存在だ。キャンプ地の宜野湾では筒香、牧の仕上がりの良さが目についた。2人とも体重を10キロ以上も絞っているようで、スイングのキレがすごい。昨年の筒香は8月以降に打率2割9分1厘、14本塁打、33打点と爆発したように、NPB復帰3年目の今季は、完全復活間違いなしと見ている。

 相川新監督に聞くと、筒香も牧も、減量はしているものの、筋肉量は増えているのだという。だから飛距離が落ちない。オリックスでも杉本がかなりシャープになっていたが、年明けの1月5日から休まずに沖縄・宮古島で練習に取り組んできた成果だと言っていた。

 我々の時代のキャンプは開幕に向けての準備期間だったが、近年は仕上がりがどんどん早くなっている。各選手が自覚を持って黙々と汗を流しているし、付きっきりで教え込むコーチを見かけなくなってきた。まさに時代の変遷を感じる。2004年に中日の落合監督がキャンプ初日の紅白戦を実施して騒がれたが、今はみんなすぐに実戦に入れるのではないか。

野球選手のアスリート化が目につく2月になっている。(スポーツ報知評論家)

編集部おすすめ