大阪府は12日、インフルエンザの感染数が“警戒領域”に入ったことを発表した。

 この日の発表によると、大阪府内のインフルエンザの2026年第6週(2月2日から2月8日)における定点あたりの患者報告数は「31.05」となり、警報基準である「30」を超えた。

1シーズンに2度、警報基準を超えるのは、1999年に現行の感染症発生動向調査が開始されて以来初めて。

 2025―2026年シーズンは、患者報告数が2025年第46週(11月10日から11月16日)に警報基準である「30」を超えたのち、一旦は終息基準である「10」を下回ったが、2026年第4週(1月19日から1月25日)から再び注意報基準である「10」を超えて急増していた。

 また、2026年に入りインフルエンザB型が検出される割合が増加している。今シーズンすでにインフルエンザA型に感染した人でも、インフルエンザB型に感染する可能性がある。手洗い、咳エチケット、換気などの基本的な感染対策を心がけること。高齢者や基礎疾患のある人は重症化することがあり、小児では急性脳症を起こすことがあるので、高熱が続く、息苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診することを勧めている。

 ◆インフルエンザの予防対策

 ▼こまめに手洗いや換気を行う。

 ▼咳やくしゃみが出る時は「咳エチケット」を心がける。

 ▼症状がある場合に外出する際は、人混みは避け、マスクを着用。

 ▼重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、受診時や医療機関・高齢者施設を訪問するときはマスクを着用する。

 ▼発熱などの体調不良時にそなえて、常備薬を確保。

 ▼高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診する。

 ▼日頃から栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとり、身体の抵抗力を高める。

 ▼重症化を防ぐために、早めに医療機関と相談の上、ワクチン接種を検討する。

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