船橋の森泰斗調教師(45)=写真=が、昨年11月3日に開業して約3か月。名騎手は名指揮官として差配を振るっている。

 今年に入って19戦して8勝、2着3回。勝率42・1%と連対率57・9%は、南関東所属調教師でトップだ(2月11日現在)。現在、所属馬は19頭おり、10馬房、自身と3人の厩舎スタッフの布陣。さらに、外厩舎と連携を取ることで、この驚異の数字を叩き出している。

 颯爽としたスーツ姿も板に付いてきたトレーナーは、「3か月でだいぶ慣れてきましたが、騎手の時とは1勝の重みが違います。スタッフとともに勝ったと思うと、よりうれしい。レーススケジュールを立てて馬主さんに連絡し、出走投票をするなど、神経を使うことは多いですが充実しています」と意気軒昂だ。

 「頭数の割に出走回数が多いので、ケアには気を配っています」という森厩舎には先日、エクイバイブが導入された。ぶるぶると振動する板の上に馬を立たせることで、筋肉がほぐされ、血行アップ。コズミやすい馬などへの効果が高いとされている。開業時にあげていた「健康で強い馬」作りへ、これでさらに前進した。

 10日・船橋の駿麗賞をコパノパサディナが勝利。

調教師自身が調教をつけており、「すごく大人しくて乗り味がいい」と能力を感じている。次走はオーナーと相談のうえだが、「もう少し距離があっても良さそう」ということで、フジノウェーブ記念(3月10日、大井)を視野に入れており、船橋記念で3着の実力馬で厩舎の初重賞制覇を狙う。

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