WBC日本代表のオリックス・曽谷龍平投手(25)が12日、3月の本大会へ「お助け侍」に名乗りを上げた。投手陣では平良(西武)に加え、石井(阪神)も辞退。

「どこでも投げられる準備をしたい」とフル回転を期す左腕は、緊急事態を救う気構えを見せた。

 平良も石井も「トップ中のトップなので」と尊敬する先輩。タイプは違っても、曽谷なりに思いを背負った。25年11月の強化試合・韓国戦(東京D)は先発で3回を完全投球。宝刀スライダーを武器に「何とか少しでも力になれれば。僕ができるならしたいです」と穴を埋める活躍を誓った。

 この日で宮崎キャンプを打ち上げ。8日のライブBP(実戦形式の打撃練習)から11日の紅白戦にも登板し、順調に仕上げてきた。「オリックス球団には本当に感謝しています。日本のために結果を出して、恩返しができるように。いい意味で爪痕を残せる投球がしたい」と、どんな起用法でも喜んで投げる覚悟だ。

 2大会連続出場となる宮城も「(WBCに)出たいと思う人(の数)は、選ばれた人よりも多い。

そういう気持ちも忘れずにやっていければ」と決意を新たにした。特に平良は同じ沖縄出身。「寂しい部分はありますけど、みんなでカバーできればと思います」と言葉に力を込めた。若月を含めた3人を送り出す岸田監督も「大活躍してほしい。世界一になって、スターになって帰ってきてくれれば」と期待。それぞれが日の丸の重みを受け止め、全身全霊で戦い抜く。(長田 亨)

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