宝塚歌劇花組公演グランド・ラメント「蒼月抄(そうげつしょう)―平家終焉の契り―」、スパイシー・ショー「EL DESEO(エル・デセーオ)」が14日、兵庫・宝塚市の宝塚大劇場で開幕した。

 平安時代末期。

平家最後の総大将・平知盛を主人公に、父の影を背負い、誓いと喪失の果てに辿り着いた姿を、蒼月に刻まれた命の抄(しょう)として描きだす。知盛を演じるトップスターの永久輝(とわき)せあは「総大将ということで、私も今花組を率いる立場ですし、宝塚という100年以上続いたものも毎日を背負っています。そこにかける愛情や、自分の心にある『こうでありたい』という願いは、すごく通ずるものがあるんじゃないかな」と共通点を明かした。

 日本物も約2年ぶりとなる。「平安時代というのは私はほぼ初めてなので、わからないことだらけなんですけれども、所作指導の先生にいろいろお聞きしています」と、所作の一つひとつの意味を理解しながら、美しい型で知盛を魅力的に演じている。

 ショーはエネルギッシュなダンスを披露。「中詰めがメキシコの死者のお祭りをモチーフにしており、とてもにぎやかでカラフルです。ぜひお楽しみに」とアピールした。公演は同所で3月29日まで上演される。

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