初の青梅路に胸は高鳴っていた。昨年2月の大阪マラソンで、自己ベスト(2時間28分50秒)の5位入賞を果たした松田杏奈(31)=三井住友海上=は、「目標は表彰台。

市民ランナーの方たちも元気になってくれるような走りをしたいと思います」と笑顔で意気込んだ。23、25年大会は同所属の選手が制しており、「毎年、気になっていた大会なので楽しみ。歴代の選手に続いて、良い順位でゴールしたい」と目標を定めた。

 青梅路で楽しむ気持ちを取り戻す。昨年2月の大阪マラソンで快走。その後は右足や左座骨などの故障が長引き、思うように練習が積めなかった。それでも、諦めなかった。年齢が上がるにつれ、取れにくくなる疲労はセルフケアや治療の徹底で対処。栄養士と相談しながら食事にも十分気を使った。

 同10月のプリンセス駅伝。アンカーの6区区間賞でチームの大会新Vのゴールテープを切った。「駅伝だったからこそって思います」とチームのための意地だった。

これまでけがに苦しみ、走ることを楽しめていなかったが「楽しんで走れるようにしたい」と気合。気持ちよく新春の青梅路を駆け抜ける。(手島 莉子)

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